三輪「どーでもイイけど暑いわね〜」
加茂「クソっ、学校のヤツ、夏休みだからってクーラーとめやがって」
大江「しょうがないですよ、CO2削減ですから」
日野「部室がこんなじゃ、書の練習どころじゃないわね」
望月(運動部はどこも冷房なんかに頼らないンだけどな〜……これだから文化部は)
加茂「あーッもう限界だ! ゆかり、アイス買ってきてアイス!」
大江「あ、ハイ、いつものですか」
加茂「ガリガリくんのソーダ味な!」
三輪「ぎゅぎゅっとパインピーチ」
日野「そんな……毎日オツカイにいかせて悪いじゃないの……じゃあエッセルの超バニラで」
加茂「たまにはアタリのやつを買ってこいよ! ——望月は?」
望月「……」
大江「いらないの? まだ減量中?」
望月「まだってどういう意味よ! 大江くんが買ってくるアイスなんて食べられないっていうの!」
大江(ぐさっ)
加茂「(ニヤニヤ)そうかそうか、望月はいらないのか」
望月「うッ……」
三輪「(ニヤニヤ)ゆかりちゃん、望月さんの分はイイから早くコンビニ行ってきなさい」
大江「あ、ハイ……ホントにいらないの? 望月さん」
望月「待ちなさいよッ、わたしも行くから! 自分の分は自分で買います!」
二年生たち「ふう〜……やっと二人で出かけたか。毎日アイスを買いにいかせたかいがあったな」
望月「大江くん、まだなの!?」
大江「待ってよ、いま会計中だから……望月さんはまたハーゲンダッツ?」
望月「アイスは週に一度って決めてるから、食べるときはイイのを食べるのよ……大江くんは?」
大江「雪見大福」
望月「はあッ? この真夏になに考えてるのよ?」
大江(結希見大福……って通じないかァ、やっぱり)
望月「あっ、入道雲だよ、ホラ」
ほのぼのとめはね……
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影山「えっ、望月がオレに相談だって? 珍しいな〜。柔道部はどうした」
望月「柔道部も書道部も、きょうはサボりました……」
影山「深刻なんだな。じゃあ進路相談室いこか。ちょうど先生もおまえに頼みたいコトあったし」
影山「——で?」
望月「えーと……その、つづけるかどうか、悩んでまして……」
影山「書道部を?」
望月「……」
影山「せっかく上達が目に見えて表れてきてるのに、もったいないと思うな」
望月「書道自体は続けたいキモチはあるンですけど、部そのもののほうが、なんというか……」
影山「……人間関係?」
望月「んー」
影山「まあねえ……あの三人組の結束は固すぎだしなぁ。学年が一コだけでも違うってのも大きいか」
望月「いつまでたっても馴染めなくて……」
影山「同じ一年の仲間がいるじゃないか」
望月「大江くんも……最近は、顔を見るだけでイライラしてきちゃって」
影山(それは恋なんじゃないの? と指摘したいトコロだけどやめとこう)
望月「書道甲子園と国体もカブっちゃうし、正直もうモチベーションが……」
影山「望月だけにモチベーションがさがるのはヤバいよな」
望月「……」
影山「あ、イヤっ……。じゃあ、部活動を柔道部一本にしぼるってコトか?」
望月「んん〜。それも考えちゃうんですよね。むこうの顧問の先生がどうも信頼できなくて」
影山「たしかに望月の実力から考えると、公立高校の部活で練習しなくともってカンジだしなぁ」
望月「はああ〜……。センセイ、ほんと私、この先どうしたらイイんでしょうか?」
影山「悩める年頃だよな……。あっ、そうだ! 望月、大きい作品を書く気ないか?」
望月「……センセイまで私を大道芸人あつかいですか。いままでの悩み聞いてました?」
影山「なーに、気分転換と思えばイイよ。ほんとはオレが校長から頼まれてたもんだけど……」
望月「このプリントですか? はあッ、縦18メートルの横2メートル!?」
影山「校舎の屋上からブラ下げるつもりなんだけど、じつは先生、大きいの苦手でな、ハハハ」
望月「祝インターハイ女子柔道優勝……って、本人に書かせないでくださいよッ!」
ほのぼのとめはね……
ハヤト「なあ、アムロ……」
アムロ「なに」
ハヤト「ホワイトベースにも三台モビルスーツがあることだしさ、ちょっと試してみないか」
アムロ「だからなにを?」
ハヤト「ほら、黒い三連星みたいにさぁ……」
アムロ「ごめん、急いでるから……」
ほのぼのオリジン……
ジジジジ……
中山「あ……終わった?」
山田「生きて帰ってこれたン? うちら?」
童貞「ここは……最初に来たあの黒い玉の部屋ッスか……?」
中山「ノブやん、まだ帰ってこん? ……おい黒アメッ、とっととノブやん転送せェや!」
童貞「まさか大阪チーム、これだけ……?」
山田「ジョージや桑原、岡まで……んなアホな……」
中山「ウソやッ、ノブやん、さっきまで息が残ってたやんか……ノブやんが死ぬワケない……」
山田「ミポりん……」
中山「なんでおまえみたいな眼鏡のヘタレが生き残って、ノブやんが死ぬねん! うちは認めん!」
童貞「そ、そんな……」
黒飴「ほんじゃま、採点をはじめるさかいな〜」
中山「ウソ……なんかの間違いやろ、これ……」
山田「おッ、おい! なんやねん、童貞130点ってマジ!?」
童貞「よくわかんないスけど……ぬらりの頭を抱えてけっこう走りまわりましたから……」
中山「さっきはヘタレ云うてゴメン! お願いッ、3番を選んで」
童貞「べつに気にしてませんけど……ぼく事情がさっぱりで、3番ってなんですか……」
山田「100点のボーナスでな、誰でも好きな人を生き返らすことができんのや」
童貞「あ、それじゃあ京さんかなァ。けっこうお世話になったし。それか杏さん!」
山田「アホ、空気読まんかいッ」
中山「ノブやん……しくしく」
童貞「ううッ……ち、ちなみに1番と2番ってなんなんですか?」
山田「ああ。1番は黒飴ちゃんの記憶を消した状態での解放でナ、2番は……」
童貞「——1番!(即答)」
中山「あッ、待たんかいコラ!」
ジジジジ……
ほのぼのガンツ……
ブライト「なあ、ミライ……」
ミライ「どうしたの、ブライト、神妙なおももちで……?」
ブ「えーと、その、ちょっと訊きにくいコトなんだけど……」
ミ「なにかしら」
ブ「ミライの、その、お父上さまってのは……」
ミ「ああ、父のコト……」
ブ「たしか、サイド7で……?」
ミ「そうよ。あそこでザクとの戦闘に巻きこまれて亡くなったわ」
ブ「……」
ミ「……といっても、なきがらを確認したわけではないけどね。そんなヒマなかったし」
ブ「たしかフラウや、カツレツキッカたちのご両親もその時だよな……」
ミ「そうね、考えてみれば、ホワイトベースにはそんな人がいっぱいね」
ブ「すまない……ホワイトベースがシャアを撒くコトができなかったせいで」
ミ「あなたが謝るなんて……戦争なのよ」
ブ「……話はかわるけど……ミライって一人っ子?」
ミ「ええ、そうだけど?」
ブ「お母さまは、地球でご健在としても……50パーセントは受けつぐわけか……」
ミ「なんの話……」
ブ「いや……ミライのお父上が、あのヤシマ重工の社長だったと聞いたもんで」
ミ「……わたしが莫大な遺産をもらったとして、それがあなたになんの関係があって、ブライト?」
ブ「関係は……まぁ、ないけど……いまのトコ」
ミ「おかしな人。わたしはもう行きますッ」
ブ「……」
セイラ「なにかご用? ブライト艦長」
ブライト「ええッと、セイラ……キミって、あのジオン・ダイクンの遺児なワケだろ……」
セイラ「それが……?」
ブライト「おまけに、名士だったテアボロ氏の法律上の娘でもあるワケで……」
ほのぼのオリジン……
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