望月「ねえねえ、タケシくぅ〜ん↑」
一条「なあに、ユキちゃん」
望月「おら、また教科書忘れちゃったんだゾ。見せれば?」
一条「べつにイイけど……『おら』?」
望月「ランセルド開けたら、またまた空っぽだったんだゾ。あは、あは」
一条「ユキちゃん、なんか今日しゃべり方がヘンじゃない?」
望月「するどい、ばれたか……」
一条「そりゃあ、まぁ……(毎日ユキちゃんのこと見つめてるし……)」
望月「なんでうちの母ちゃんがお便秘三日目だってコトをタケシくんが知ってるんだ」
一条「誰もそんな話してなーいッ」
先生「コラッ! そこのふたり授業中にうるさい!」
一条「……」
望月「もう〜、タケシくんのせいで大鼻くそだゾ」
一条「それをいうなら大目玉でしょ……」
望月「……おおッ、タケシくんのノート、字がお上手ぅ」
一条「お習字はじめたからね……そういうユキちゃんも上手だね……ノートの落書き」
望月「ゾウさんだゾ。いつもお風呂場で父ちゃんとゾウさん踊りしてるんだゾ」
一条「ユキちゃんが!?」
望月「おらも早く父ちゃんみたいにマンモスになりたいゾ」
一条「ムリだと思うけど……」
望月「ふわ〜。ちょっとお昼寝するから、いいかげんタケシくん黙っててよ」
一条「は、はい……」
望月「ぐーぐー……くすくす」
一条(ユキちゃんたら寝ながら笑ってる。かわいいなあ。どんな夢を見てるんだろう?)
望月「タケシくん、お手! チンチン!」
一条「……」
先生「じゃあ、次のページを、望月さん読んでください!」
一条「ヤバいよ、ユキちゃん、起きないと……」
望月「……はっ!? 怪獣が攻めてきた? ケツだけ星人ぶりぶりー!」
一条「ユキちゃん、ダメだってそれだけは!」
合掌……ほのぼのとめはね……
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