栗山「指だいじょうぶ……?」
氷川「やべー、どっかに落とした」
栗山「マジ!?」
氷川「おまえを片手でおぶって、もう片手でおまえの落ちた腕をもっていたら……」
栗山「あ? わたしのせいって云うの?」
氷川「い、いや、べつに……」
栗山「どこで落としたのか覚えてないの」
氷川「ここ何か月か、作者からも忘れられた存在だったからなぁ」
栗山「再生しないの?」
氷川「切り傷程度ならともかく、トカゲじゃねぇんだから、その部分がないとムリだ」
栗山「あ、いいもの見っけ!」
氷川「なんだよ……」
栗山は地面に落ちていた手首を拾った。ぬらりのふきとばした西の右手だ。
氷川「いやだ! それだけは!」
ほのぼのガンツ……
PR
- HOME -