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ほのぼの○○……
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栗山「ねえ……起きてる?」
氷川「ンだよ……」
栗山「喉、乾くンだけど」
氷川「ジュースでも買ってこいよ」
栗山「はぁ? 吸血鬼の喉をうるおすのに、ジュースって」
氷川「……」
栗山「ちょっと……どこ触ってンのよ」
氷川「イイだろ……」
栗山「大阪から帰ってきてから、何回ヤレば気がすむの」
氷川「イイから後ろを向けって」
栗山「やめてよもう……まったく私ら、いつまでこのホテルに引きこもってるつもりなワケ?」
氷川「しかたねぇだろ、アンチUV錠が切れちまったンだから」
栗山「夜のうちにクラブに帰って、もらってくればすむ話じゃない」
氷川「どのツラさげて帰るって? ハンターどもを退治するって揚々と出かけたってのに……」
栗山「ミイラとりがミイラになってたら世話ないわね。ウケる」
氷川「おまけに、一連のハンター狩りでおおぜいの戦闘員を失ったからなぁ」
栗山「ボスはさぞ、ご立腹のことでしょうね」
氷川「笑い事じゃねぇっての……あの人を怒らせたら、ぬらりひょんの百倍怖いからな」
栗山「それはそうと、カタストロフィの情報、ボスに伝えなくてイイの?」
氷川「……(ゆっくりとタバコをふかす)」
栗山「伝える気ゼロなんでしょ。それでこんな場所で時間を稼いでるンだ?」
氷川「さあね?」
栗山「ハンターたちが語っていた情報がデタラメであるならば、そもそも伝える必要はないし……」
氷川「……」
栗山「デタラメでないのなら、そのカタストロフィとやらにボスがどう対処するか見るのも悪くない」
氷川「ふふん……」
栗山「なんなら、ボスに万が一のコトがあった場合、自分がボスの後釜に座ってもよい……違う?」
氷川「さっさとおまえの口を封じといたほうがイイみたいだな……」
栗山「へえ? どうやって?」

氷川は栗山を抱き寄せると、荒々しく唇を奪った……

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