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ほのぼの○○……
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玄野の部屋でミーティングする東京メンバーたち。

レイカ「……えーと、いままでの話しあいをまとめると?」
玄野「うん、じゃあ、なによりもカタストロフィに備えるという意味で……」
鈴木「武器の強化が最優先ってコトだね。異議なし」
加藤「もちろん、つぎのミッションがあるならば、の話だけど」
ニシ「はッ、おめーらもたまにはマトモな結論に達することがあるンだな」
稲葉「てめえがいまンとこ、一番100点に近いんだ。しっかり稼げよ中坊」
ニシ「おめーに云われたかねえっての」
桜井「……」
鈴木「あれッ、どうした桜井くん? ずいぶん険しい顔をしてるじゃないか」
桜井「みんな薄情だ……なんで師匠のことを忘れられるんだよ……」
鈴木「んっ、小声でなんて?」

タケシ「あーッ、みんな、見て見て! パソコンがヘンだよ!」

机のうえで、玄野のノートパソコンがひとりでに開いていった。
驚くみんなの目のまえで、スリープが解除され、エディタが起動した。
見えざる手によってキーボードが打たれていく。

(桜井……そして玄野たち……これが読めているか?
 オレだ、坂田だ……いま『上』にいる……透明な船に乗って、星の海を漂っている。
 培養液のようなものに浸けられて動けないけど、意識を送ることはできる……隣には和泉もいる。
 ここは苦しい……冷たくて時間の停まった世界だ……ここから出たくてたまらない……
 お願いだ……つぎのミッションでだれか100点をとったら……どうかおれを……)

桜井「うッわ! 師匠だ、坂田師匠からのメッセージだよ、みんな!」
一同「……」
桜井「師匠が『上』の世界から助けを求めてンだよッ! 武器なんか後回しにして……」
レイカ「えーとね、桜井くん……まず鼻血を拭いたほうがイイと思うんだけど……」

ほのぼのガンツ……
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