加藤「岡ってのは、どんなやつなんだろうな……」
山咲「じつをいうと、うちも顔は見たことないねん」
加藤「え……」
山咲「いっつもステルスしてん。ミッション中も、黒飴ちゃんの部屋でも」
加藤「まじかよ」
山咲「口きいたことあらへんから声も知らんし」
加藤「……(ヒッキーなのか?)」
山咲「むかーし、ノブやんが最初に召集されたときに、一回だけ声を聞いたって」
加藤「なんて?」
山咲「スーツ着ろって」
加藤「……」
たけし「ぼく、さっきロボットにのってるひと見たよ!」
加藤「うそっ!!」
たけ「胸のところに乗ってた! すごーい高いところ!」
山咲「どんな、どんな顔してた? イケてた?」
たけ「んーとね、目がふたつで、お鼻と口がひとつで……」
加藤「何歳ぐらい?」
たけ「ぼくより大っきかった」
山咲「おねがい……もっとくわしく」
たけ「ぼくが手を振ったら、いないいないバーしてくれた!」
ほのぼのガンツ……
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