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ほのぼの○○……
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かぽーん……

ガルマ「いーち、にー、さーん……」
ドズル「ふ〜、いい湯かげんだな……」
ガルマ「29、30……兄さま、もう出てもヨイ?」
ドズル「ダメだッ、100までしっかり数えないと」
ガルマ「でも熱いよ……」
ドズル「ザビ家の男がこのぐらいで弱音を吐くな。おまえももう小学校へあがる歳なんだから」
ガルマ「はぁい……31、32……」
ドズル「それに地球の温泉なんて、次いつ来れるかわからないんだぞ」
ガルマ「そうなの?」
ドズル「ムンゾと連邦の関係は悪くなっていく一方だからな……」
ガルマ「ギレンお兄さまや、キシリア姉さまも一緒に来ればよかったのにね!」
ドズル「まあなあ。なんでうちの家族はこんなにバラバラなんだ……」
ガルマ「なんで? 仲イイじゃん! いつも一緒にご飯を食べてるよ」
ドズル「あんな長いテーブルの、はしっことはしっこに座って無言で食べる晩餐なんて……」
ガルマ「こないだのシチュー、超おいしかったヨネ!」
ドズル「ジオン・ダイクンが死んでこのかた、うちの家族はギクシャクしてく一方だ……」
ガルマ「……ど、どうしたの兄さま、泣いてるの? お風呂熱いの?」
ドズル「ば、バカッ、これは汗だわい。ザビ家の男が泣いてはいかん!」
ガルマ「は〜い」
ドズル「もう100までいったか?」
ガルマ「あれッ! いくつまで数えたか忘れちゃった……」
ドズル「もう十分だろ。出てカラダを洗おう」
ガルマ「ぼくね、兄さまの背中を流す!」
ドズル「はっはっは、おまえの力で洗えるかな」
ガルマ「できるもん! わーッ、兄さまの背中でっけえ!」

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