よしみ「……はあ……はあ……あふっ」
ひろみ「よしみー、いるの?」
よしみ「わあっ! ノックもせずにひとの部屋に入ってくるな!」
ひろみ「……」
よしみ「……」
ひろみ「暑いの?」
よしみ「なんで?」
ひろみ「だって下着を半脱ぎしてるし、顔も上気してるし……」
よしみ「そういうワケでは……」
ひろみ「……」
よしみ「……」
ひろみ「……ああ、オナってたの」
よしみ「あっけらかんと云うな!」
ひろみ「わー! よしみってどうやんの? 興味津々」
よしみ「子供は知らなくていいんだ!」
ひろみ「まったくの同い年なんですけど……えっ、もしかしてこの筆を使ってるの?」
よしみ「まあな、この柔らかい穂先で……こことか……アンっ……ここを……はぁはぁ」
ひろみ「もうやめてよ、よしみっ」
よしみ「……ひろみ」
ひろみ「大切な書の道具をそんなふうに使うなんて、間違ってるよ、最低っ!」
よしみ「……そうか……そうだな……最低だ、わたし……」
ひろみ「筆はこうやって逆にもってズボズボってやると気持ちいいんだから!」
よしみ「なんでそんなにすんなり入るんだよ!?」
素敵なホワイトデーを……もっこりとめはね……
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