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ほのぼの○○……
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卒業証書を抱いたカサの波にまぎれながら……

ひろみ「ぐすっ、ぐすっ、うわああああ……」
よしみ「いつまで泣いてんだよ」
ひろみ「だって、この中学ときょうでお別れだと思うと……わあああ……」
よしみ「おおげさな。加茂とか三輪とか仲良し連中とは高校でも一緒だろ」
ひろみ「でも書道部のほとんどがバラバラなのよ……わたしの心もばらばら」
よしみ「……ひろみ、えーと、云っておくことがある」
ひろみ「なに、改まって、よしみん……」
よしみ「じつは、わたしは鈴里高校には行かない」
ひろみ「うそっ。一緒に受かったじゃない!」
よしみ「鵠沼にいくことにしたんだ。黙ってたのは謝る」
ひろみ「どうしてっ? わたしが嫌いになったの?」
よしみ「そういうわけじゃない……」
ひろみ「ああ、加茂ちゃんや三輪ちゃんと馬が合わないから?」
よしみ「それは否定しないけど……ひろみ、じつはなぁ、鈴里は……」
ひろみ「わたし、心がはりさけて、もうダメ……」
よしみ「わあっ! ひろみ、しっかりしろ! だれか救急車ー!!」

一か月後……

日野「いったいどこなのかしら、書道部の部室……」
加茂「おーい、日野ちゃん」
三輪「ヤバいことわかったよー」
日野「どうしたの?」
加茂「この高校、書道部がないんだって」
日野「うそーん!?」

ニューウェーブ書道コミック、ほっこりとめはね……
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