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ほのぼの○○……
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加茂(くそっ、このスイカけっこう重いな。ふぅふぅ)
加茂(三輪ちゃんたら、当日の朝になって急におなかが痛いから行けないだなんて……)
加茂(……もしかしたら私とゆかりを二人っきりにしようと気を使ったのかな?)
加茂(かえって二人きりのほうが気まずいんですけど……)
加茂(あー、やっとゆかりの家が見えてきたよ、ふぅふぅ)

加茂「おーおーえーくーーん! あーそーぼー!」

祖母「あら? ゆかりのお友達……?」
加茂「あっ、おばあちゃん、お久しぶりです。加茂と申します。ホラ、藤沢駅まえのイベントで……」
祖母「ああ、書道部の方。……ごめんなさいね、いま、ゆかり留守なのよ」
加茂「えっ……(ガーン)」
祖母「でも、きょうのバイトはランチだけって云ってたから、ぼちぼち帰ってくると思うけど」
加茂「バ、バイトしてるんですか? あのゆか……大江くんが」
祖母「そういえば、お友達が遊びにくるって話してたっけ。さあさあ、どうぞあがって」
加茂「?? おじゃまします……あっ、コレつまらないもんですが」
祖母「まあまあ、ずいぶん立派なスイカね。重かったでしょう」
加茂「冷やす場所ってありますか?」
祖母「冷蔵庫には入りきらないしねぇ。お風呂場に水を張って冷やしましょうか」
加茂「重たいですから私が運びますよ……お風呂場こっちですか?」

そのころ、ゆかりの父・義之は、裸でリラックスしていた。

義之「あー、金はないし仕事もない」
義之「こんなクソ暑い日は、家で水風呂に入ってんのが一番だな〜」
義之「あれ……ゆかりがもう帰ってきたのかな? おーい一緒に入ろうぜ、相棒」
加茂「ぎぃやぁぁぁぁ!!! 変態ぃぃぃ!!」
義之「げっ! なんでピンクレディのケイちゃんがうちに……!」

スイカは加茂の手から落ちて、ぐちゃぐちゃに砕けちった……

ほのぼのとめはね……
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