望月「えーと、これ以上はぐれてしまうのもアレだし……」
大江「ん?」
望月「袖をつまむぐらいなら気にしないよ」
大江「……イイの? 投げない?」
望月「云っておくけど、大江くんを迷子にしないためだからね!」
大江「フラフラしてたらカツアゲされそう? ぼくそんなに頼りないかなァ……」
ド・ドーン!
ぱらぱら……
麻衣「ただいまー」
店主「おかえり、早いな」
麻衣「人出ヤバいんだもん、疲れるまえに帰ってきちゃった」
店主「そんなスゴイか。今年も大忙しになりそうだな」
麻衣「あーあ、そば屋の娘なんか生まれるんじゃなかった……」
店主「そういえば大江くんを探しにいったんじゃなかったのか? ホールの人手が足りないからって」
麻衣「あんなに人がいたら、見つかるわけないじゃーん」
店主「そりゃそうだ」
麻衣「それに、こんな日にバイトを頼んだら悪いよ、やっぱり……」
「こんばんわー」「やってますかー?」
店主「おわっ、まだ花火やってるのに、もう客が来たみたいだぞ」
麻衣「えーっ? まだ浴衣なのに……」
麻衣「いらっしゃいませ……って、アレレ?」
日野「こんばんわ、宮田さん」
三輪「こちらでバイトを探してるって聞きつけたので、うかがいました〜」
加茂「ゆかた美女の店員が四人も揃ったら、大繁盛まちがいなしだろ!」
麻衣「え、え、えええ〜!」
ほのぼのとめはね……
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