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ほのぼの○○……
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ミーンミンミーン……

加茂「おはよー……って、なにこのクソ暑い部室!?」
三輪「おはよう、加茂ちゃん。全館クーラー調整中だってさ」
加茂「マジっすか。どうせ遅刻なんだから、ウチで寝てればよかった……」
日野「だめよ、書道甲子園のしめきりも近いし」
望月「そうですよ。がんばってみんなで中国へいきましょう!」
加茂「がんばるって一番キライな言葉なんだよ……。あれ、今日の一年坊は望月だけか?」
望月「大江くんは法事でお休みです。おじいちゃんの墓参りとか」
加茂「ああ、そう。なんかあいつがいないと調子狂うな」
三輪「そうね。久しぶりに女だけの書道部よね」
望月「なんか新鮮ですね!」
加茂「そうかそうか。女だけか……ではこんな恰好でも大丈夫だな!」
日野「わっ、加茂ちゃん! またそんなハシタない姿に……」
加茂「だって暑いじゃーん。部活終わったらプールで泳ごうと思ってさ。ちょうどいいや」
三輪「わたしもキャミに着替えよう」
望月「じゃあ、わたしも柔道用のTシャツになります」
日野「うう……みんなが脱ぐなら、わたしもタンクトップに……」

加茂「ああ開放感……」
日野「なんだかんだいって、大江くんがいると気をつかってたのね、わたしたち」
三輪「あんなでも男のハシクレだからねー」
加茂「望月、気をつけろよ、たまにあいつヘンな目でおまえを見つめてるぞ〜」
望月「やめてくださいよ」
日野「まあ、かわいい弟ってカンジよね」
加茂「それにしても暑いな……ゆかりがいればアイスを買いにいかせてるのに」
望月「じぶんが行ってきましょうか?」
加茂「いや、いいんだいいんだ。こういうのは男に行かせるから味があるのだ」
三輪「怖いわよね、女って」
全員「あははのはー」

大江(ん……。なんでこんな真夏日に寒気がするんだ? おじいちゃんお守りください……)

ほのぼのとめはね……
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